オンライン会見でのトニ・コンセイソン監督
カメルーン代表は8日、翌日の日本代表戦に向けたオンラインでの前日会見を行った。同国代表のチームドクターは、2選手に新型コロナウイルス陽性反応が検出されたことを発表した。
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チームドクターは会見の冒頭で「月曜日に現地入りし、その時点では全員が陰性でした。火曜日にもう一度検査したところ2名の選手が陽性で、もう1人が濃厚接触者だったため、この3名をチームから外しました。規則通りに陽性だった選手と濃厚接触者は代表から外れることになった。今はプレーできる選手は18名になります」とコメントし、3選手を日本戦のメンバーから外したことを明かした。
また、同じく会見に出席したカメルーン代表のトニ・コンセイソン監督は離脱することになった選手について聞かれ、「非常に申し訳ないが、私が答える権限がない。医療スタッフがすでに発表しましたし、個人の尊敬の念も込めて、特秘性もあるので、この発表は差し控えている。感染した選手はすでに帰路についていて、隔離生活に入ると聞いている」と話し、詳細については明かさなかった。
日本サッカー協会(JFA)の広報担当者は会見で「今回の親善試合を行うにあたって、日本代表とカメルーン代表のスタッフ・選手も含めて、それぞれの所属先を出発する72時間以内の検査での陰性の証明を求めていた。この3名も陰性証明を持っていた」とし、今回陽性が確認された選手は所属先のクラブから出発する前に行った検査で陰性が確認されていたという。
だが、代表戦前の検査で陽性が確認。JFAの広報担当者は「2試合行うが、それぞれの試合の3日前以内にPCR検査を再び行うことになっていて、そこで(カメルーン代表2選手の)陽性が判明した。体調不良は出ていないということだが、チームからすでに隔離されている」とコメントしている。
また、その他の代表選手については「カメルーン代表のその他の選手・スタッフ、日本代表の全選手・スタッフの検査はいずれも陰性が確認されている」と話し、日本の選手も含めその他の選手は陰性と診断されているようだ。
日本代表対カメルーン代表は日本時間9日21:00キックオフで行われる予定である。
(取材:舩木渉 文:編集部)
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