国際親善試合、ポルトガル代表対スペイン代表が現地時間7日に行われた。試合はスコアレスドローに終わった。ウォルバー・ハンプトンに所属する24歳のFWアダマ・トラオレが念願のスペイン代表デビューを果たした。

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　トラオレは昨年11月にスペインA代表への初招集を受けたが、負傷のため離脱。今年9月の代表ウィークにも同国代表に招集されたが、新型コロナウイルス陽性反応が検出されたため、またも代表デビューはお預けとなっていた。だが、ポルトガル代表戦の62分、セルヒオ・ブスケッツとの交代で途中出場。この瞬間、トラオレはスペイン代表デビューとなった。

　念願の代表デビューを果たしたトラオレに関してスペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督は試合後に「純な状態でのアダマはアダマだった。それは、我々が彼に求めていた姿だ。彼は相手に立ち向かう力を持っている。ゴールにはならなかったが、ダニ・オルモにキラーパスを出した。彼を止めることはできないだろう。止めるためには、2選手で向かわなければならない」と評価している。

　ついにスペイン代表デビューとなったトラオレ。次は代表初ゴールに期待がかかる。

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