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【写真:Getty Images】
ダニーロ(ユベントス/イタリア)
生年月日:1991年7月15日(29歳)
ブラジル代表成績:25試合出場/1得点4アシスト
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これといった際立った武器がなく、左右のサイドバックのみならずセンターバックやセントラルMFなど、行く先々で便利屋的な扱いを受けてきた。アンドレア・ピルロ監督率いる今季のユベントスでは、3バックの右に配置されている。
ただ、守備者に求められる能力が軒並み高水準で、複数のポジションを常に高いレベルでこなせることは他の選手にない魅力とも言える。本職である4バックの右サイドバックとしてプレーできるブラジル代表が真価を発揮する場所になるか。安定感あるプレーを見せて、初招集の20歳、パルメイラスに所属するガブリエウ・メニーノの突き上げをかわしたい。
【写真:Getty Images】
チアゴ・シウバ(チェルシー/イングランド)
生年月日:1984年9月22日(36歳)
ブラジル代表成績:89試合出場/7得点3アシスト
今夏、8シーズン在籍したパリ・サンジェルマン(PSG)を退団してチェルシーへ新天地を求めた。初挑戦のイングランドではまだ適応に手間取っている印象だが、ブラジル代表で連係面に不安はない。相方はPSGで長くコンビを組んできたマルキーニョスだからだ。
30代半ばになっても世界屈指のビッグクラブから獲得オファーが届いたことからもわかるとおり、いまだにパフォーマンスの衰えはほとんど見られない。やや負傷が増えてきてはいるものの、ポジショニングや予測、駆け引きなどは年齢を重ねたことで円熟味を増している。
【写真:Getty Images】
マルキーニョス(パリ・サンジェルマン/フランス)
生年月日:1994年5月14日(26歳)
ブラジル代表成績:47試合出場/1得点2アシスト
昨季はPSGでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出の立役者となった。クラブではセントラルMFとしても高いポテンシャルを発揮しているが、あくまで魅力が最大限に発揮されるのはセンターバックとしてだ。
身体能力が極めて高く、スピード勝負も空中戦も、地上での肉弾戦も全く苦にしない。そしてセントラルMFで起用されていたことからも分かる通り、ビルドアップにおけるパスの出し手としての貢献度も高い。間違いなく世界トップクラスの実力を備えるDFである。
【写真:Getty Images】
アレックス・テレス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
生年月日:1992年12月15日(28歳)
ブラジル代表成績:1試合出場/0得点0アシスト
移籍市場最終日にポルトからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まったばかりの、超攻撃的左サイドバックだ。昨季はポルトでリーグ戦二桁得点を達成。ゴールを強襲する高速クロス、直接フリーキック、豪快なPK、強烈なミドルシュートなど多彩な武器を左足に秘めた、真性のレフティモンスターである。
これまでブラジル代表になかなか招集される機会がなく、マルセロやフィリペ・ルイスの陰に隠れがちだったが、ようやく主役の座に躍り出るチャンスがやってきたかもしれない。アトレティコ・マドリーで活躍するレナン・ロディとの競争の行方にも注目だ。