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GK2人陽性のウクライナ代表、45歳伝説的守護神が“現役復帰”。控えとしてベンチ入りへ

text by 編集部 photo by Getty Images

オレクサンドル・ショフコフスキー
【写真:Getty Images】

 ウクライナサッカー連盟(FFU)は7日、同国代表チームに招集されていたGK2人の新型コロナウイルス感染が確認された結果として、アシスタントコーチを務めるオレクサンドル・ショフコフスキー氏が控えGKとしてベンチ入りすることを発表した。

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 ウクライナ代表は現地時間7日にフランス代表との国際親善試合を戦う予定。だがこの試合に向けて行われたPCR検査の結果、GKアンドリー・ルニンとGKユーリー・パンキフ、および代表チームの専属シェフ1名から陽性反応が検出されたことが6日に発表された。

 パリで行われる試合に新たなGKを呼ぶことは間に合わないため、チームに残されたGKは26歳のヘオリー・ブスチャンのみ。これまで代表出場経験のない同選手が先発でデビューすることが見込まれるが、そのバックアップとして“レジェンド”がベンチに入ることが決定された。

 現在45歳のショフコフスキー氏は、現役時代にディナモ・キエフとウクライナ代表の正守護神として長く君臨。ウクライナ代表が初出場を果たした2006年ワールドカップでもゴールを守り、スイスとのPK戦で2本を止めるなどの活躍をみせた。同国歴代6位、GKとしては2位の92キャップを記録している。

 2016年に41歳で現役を引退したが、「個人トレーニングを続けており、良好なフィジカルコンディションを維持している」とFFUは説明。あくまでも控えとしてのベンチ入りだが、ブスチャンに負傷などがあった場合には出場する可能性があることも認めている。

【了】

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