【写真:Getty Images】
アルメニア代表で主将を務める28歳のDFヴァラズダト・ハロヤンが、徴兵制度によりサッカー選手としての活動を一時中断して、紛争へ参加することになった。また、アルメニア1部のアラシュケルトFCのリザーブチームでプレーしていたリパリット・ダシュトヤンが22歳の若さで戦死している。複数の海外メディアが報じた。
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英メディア『besoccer』によると、ハロヤンはギリシャ1部のラリッサに加入する直前だったという。しかし、妻が妊娠していること、家族の死別、徴兵制度などを理由にサッカー選手としての活動を一時中断し、母国のために戦う決断を下したとのこと。同メディアは「アルメニアのキャプテンはサッカーを保留にする…戦争に行くために」と伝えている。
一方で、ルーマニアメディア『GSP』は、紛争に参加していた元選手のダシュトヤンが武力衝突で戦死したと報じた。アルメニアとアゼルバイジャンの係争地であるナゴルノ・カラバフで始まった紛争は、日に日に激しさを増している。
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