右サイドバック
【写真:Getty Images】
酒井宏樹(マルセイユ/フランス1部)
生年月日:1990年4月12日(30歳)
19/20リーグ戦成績:21試合出場/0得点0アシスト
20/21リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト
日本代表通算成績:61試合出場/1得点
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抜群の安定感で名門マルセイユの右サイドバックとして絶対的な地位を築いている。昨季は左サイドでの起用にも応えた。3月に新型コロナウイルスの影響でリーグ戦の中止が決まると、痛みを抱えながらプレーしていた左足首の手術に踏み切り、リハビリを経て新シーズン開幕に無事間に合った。
今季も右サイドバックのファーストチョイスとしての立場は揺らがず、逆サイドには長友佑都も加入したことでモチベーションもさらに高まっているはず。日本代表でも酒井宏樹と同等のレベルで争えるライバルは実質的に不在のため、前線の選手以上に替えの効かない選手とも言える。
【写真:Getty Images】
室屋成(ハノーファー/ドイツ2部)
生年月日:1994年4月5日(26歳)
2020リーグ戦成績:10試合出場/1得点1アシスト(FC東京)
20/21リーグ戦成績:2試合出場/0得点0アシスト(ハノーファー)
日本代表通算成績:10試合出場/0得点
新型コロナウイルスの感染が全世界的に広がり、欧州のマーケットの動きも鈍い夏だったが、室屋成はFC東京からハノーファーへの移籍を決断した。自身初の海外挑戦になるが、すでに右サイドバックとしてリーグ戦開幕から2試合連続で先発出場、DFBポカールでもフル出場を果たしている。
チームメイトには原口元気もおり、ドイツを知り尽くした日本人の先輩の存在は心強いはず。酒井の壁は高いが、欧州で武器に磨きをかけてさらに成長し、日本代表でもレギュラーの座を脅かす存在になっていきたいところだ。
【写真:Getty Images】
菅原由勢(AZアルクマール/オランダ1部)※初招集
生年月日:2000年6月28日(20歳)
19/20リーグ戦成績:16試合出場/2得点1アシスト
20/21リーグ戦成績:1試合出場/0得点0アシスト
日本代表通算成績:0試合出場/0得点
史上初めて欧州組のみでの活動になった日本代表において、唯一の初招集は菅原だった。昨季はAZで主に右サイドバックとしてプレーしたが、ノルウェー代表のヨナス・スヴェンソンの牙城を崩すには至らず。それでもELでマンチェスター・ユナイテッドと対戦するなど貴重な経験を数多く積んだ。
森保監督はオランダ遠征に向けた招集メンバー発表会見で「将来A代表に十分絡んでくるだろうという期待も込めて」選考したと明かした。「とにかく貪欲に、活動の中で成長につながる吸収を」という東京五輪代表監督も兼任する指揮官の期待に応えられるか。