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オリビエ・ジルー（チェルシー／イングランド）
生年月日：1986年9月30日（34歳）
フランス代表成績：99試合出場／40得点10アシスト

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　ディディエ・デシャン監督が全幅の信頼を寄せる長身FWだ。恵まれた体躯を活かしたポストプレーの上手さはワールドクラスの域にあり、ロシアワールドカップで不発に終わりながらも高評価を得たのは、まさにこうしたストロングポイントがあったからこそ。34歳となった現在も、ここは錆びついていない。

　決して得点力がないわけでもない。ペナルティーエリア内での強さはやはり目を見張るものがあり、力強いヘディングから泥臭いプッシュまで、得点パターンも非常に多彩。かなり厄介なCFだ。ちなみに、あと1試合でフランス代表通算100試合出場に到達。問題なければ今月中に大台乗せを果たすだろう。

キリアン・ムバッペ（パリ・サンジェルマン）
生年月日：1998年12月20日（21歳）
フランス代表成績：35試合出場／14得点11アシスト

　19歳でレ・ブルーの背番号10を身に着けた怪物FW。自身初のワールドカップとなったロシア大会では、大きなプレッシャーを見事に跳ね除け優勝に貢献し、個人として大会最優秀若手選手賞を受賞。「キリアン・ムバッペ」という男の恐ろしさを、世の人々に存分に示す格好となった。

　その後もフランス代表では絶対的なストライカーとして、得点やアシストをコンスタントに記録。チームに多くの白星をもたらしている。スピード、テクニック、パワーのすべてが「常識外れ」な21歳の若者は、レ・ブルーの未来を担っていく存在として、今後もピッチ上で猛威を振るい続ける。