【写真:Getty Images】
スペイン2部のレアル・サラゴサとの契約を解除することが決定したMF香川真司は3日にオンライン会見を開き、退団について思いを語った。スペイン紙『マルカ』や『アス』などが香川のコメントを伝えている。
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昨季のサラゴサで期待されたほどのパフォーマンスを見せられず、今季は外国人枠から外れて登録外となっていた香川。契約はあと1年残されていたが、2日には双方合意のもとで契約を解除したことが発表された。
香川自身はサラゴサに残留することを望んでいたと認め、無念な思いを口にしている。「この決定は予想していませんでした。このクラブを去るならもう少し別な形にしたいと思っていました。こういう形なのは少し悲しいです」と語った。
「クラブの決定を受け入れるのは非常に難しいことでした。何が理由なのかは分かりませんし、1部に昇格していれば状況が変わっていたかどうかも分かりません」と香川。「金銭的な問題であればクラブと話をすることもできたかもしれません」と、給与引き下げに応じる意思があったことも示唆している。
それでもサポーターに向けては感謝の言葉を述べ、クラブの成功を祈った。「入団発表の日のサポーターの歓迎はすごく感動的でした。激励のメッセージをたくさんもらえて感謝しています。レアル・サラゴサが昇格できることを願っています」
香川には同じスペイン2部のサバデルが獲得への関心を示していることが報じられている。「契約を終えたところで、今のところはっきりした行き先は決まっていません。スペインでプレーしたいと思っていたのでここに来ましたが、まだ何も具体的なことは言えません」と今後の見通しについてはコメントしている。
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