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武藤嘉紀にチャンスも得点ならず。乾貴士は負傷交代。エイバルは2-1で今季初勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀
【写真:Getty Images】

【バジャドリード 1-2 エイバル リーガエスパニョーラ第5節】
 
 リーガエスパニョーラ第5節、レアル・バジャドリード対エイバルの試合が現地時間3日に行われた。エイバルが2-1の勝利をおさめている。

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 エイバルに所属する乾貴士と武藤嘉紀は共に先発出場を果たした。3分、相手のパスをカットした乾がドリブルで仕掛けてパスを出すと、右サイドを駆け上がってきたエニャウト・メンディアがシュートを放つ。しかし、ゴール左に外れてしまう。反対に10分、バジャドリードのファビアン・オレジャーナにシュートを打たれたがエイバルのGKマルコ・ドミトロビッチが防いで失点を免れた。

 すると29分、ペナルティーエリア内でバジャドリードのジャワド・エル・ヤミクがハンドを犯したことでエイバルにPKのチャンスが訪れる。このPKをエステバン・ブルゴスが決めてエイバルに先制点が入った。だが37分、ナチョ・マルティネスがゴール前に折り返したボールに合わせたトニ・ビジャに同点ゴールを決められてしまう。

 ペナルティーエリア内でエイバルのメンディアがバジャドリードのビジャを倒してしまい相手にPKを献上。バジャドリードのセルジ・グアルディオラがPKを蹴るがGKミトロビッチのファインセーブで失点阻止。

 51分には、乾のシュートが相手に当たって浮いたボールを武藤が蹴り込み得点を狙うがゴール右に外れた。60分には相手にゴールネットを揺らされた場面があったものの、オフサイドの判定によりノーゴールに。73分にはエイバルのパパクリ・ディオプが危険なファールを犯したとして一発退場。

 そして、76分には武藤に代わりエドゥ・エクスポジトが途中出場を果たす。直後の81分には、ゴール真正面のフリーキックからエイバルのキケ・ガルシアが直接ゴールを狙うもバジャドリードのGKロベルトに弾かれてしまう。88分には乾が足首を痛めて負傷交代。

 直後の90分、乾との交代で入ったアナイツ・アリビラがクロスを送ると、ケビン・マヌエル・ロドリゲスがヘディングシュートを決めてエイバルが勝ち越し。リードを守り切ったエイバルが2-1で今季初勝利を飾っている。

【得点者】
29分 0-1 ブルゴス(エイバル)
37分 1-1 ビジャ(バジャドリード)
90分 1-2 ロドリゲス(エイバル)

【了】

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