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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

チェコが生んだハイタワー

パトリック・シック
パトリック・シックの能力値や19/20リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:パトリック・シック(チェコ代表)
生年月日:1996年1月24日(24歳)
市場価格:2500万ユーロ(約30億円)
19/20リーグ戦成績:22試合出場/10得点2アシスト(RBライプツィヒ)
移籍先:ローマ→レバークーゼン
移籍金:2650万ユーロ(約31.8億円)


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 2017/18シーズンより最終的に2年間を過ごしたローマでは不発に終わったが、昨夏加入したRBライプツィヒでは完全復活。怪我の影響で開幕当初こそ出番がなかったものの、結果的にリーグ戦22試合で10得点2アシストと申し分ない成績を残している。本人にとっても自信を取り戻す1年となったはずだ。

 そんなパトリック・シックはRBライプツィヒに残るのではないかと言われていたが、今季は他のクラブでプレーすることになった。獲得を発表したのは、カイ・ハフェルツやケビン・フォラントの後釜を探していたレバークーゼン。契約期間は5年間、移籍金は2650万ユーロ(31.8億円)と言われている。

 チェコ代表FWは身長187cm・体重73kgという恵まれた体躯を誇る選手で、その長身を活かしたポストプレーの上手さや「空中戦」の強さを武器にしている。昨季のRBライプツィヒではリンクマンとしても活躍し、ティモ・ヴェルナーらと高連係を披露していた。

 また、ただ最前線に張るだけでなく、周りの選手を活かすためにスペースを空けたりと黒子役に徹することも厭わないのがシックの良さ。ペナルティーエリア内へ飛び込む動きも、左足のシュート技術も秀逸だ。現在24歳と若いハイタワーは、レバークーゼンでもFWとしての仕事を全うするか。

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