目次
●「パワーと繊細さを兼ね備えるMF」アブドゥライェ・ドゥクレ
●「チェコが生んだハイタワー」パトリック・シック
●「世界屈指のゴールハンター」ルイス・スアレス
●「カカ2世との呼び声も…」ルーカス・パケタ
●「シティの救世主になるか」ルベン・ディアス
パワーと繊細さを兼ね備えるMF
MF:アブドゥライェ・ドゥクレ(フランス)
生年月日:1993年1月1日(27歳)
市場価格:2000万ユーロ(約24億円)
19/20リーグ戦成績:37試合出場/4得点2アシスト(ワトフォード)
移籍先:ワトフォード→エバートン
移籍金:2210万ユーロ(約26.5億円)
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下部組織時代も過ごしたレンヌで知名度を上げたアブドゥライェ・ドゥクレは、2016年にワトフォードに加入している。2016/17シーズンはグラナダへのレンタル移籍を経験するが、イングランド復帰後は主力として活躍。アーセナルやパリ・サンジェルマンから注目を浴びるほどの存在となった。
そんなドゥクレの新天地はエバートンに決まった。同クラブは先月8日、フランス人MFを完全移籍で獲得したことを発表。契約期間は2023年までの3年間、移籍金は2210万ユーロ(約26.5億円)となったようだ。エバートンは昨夏にもドゥクレの獲得を目指していたので、1年越しの移籍成立となった。
ドゥクレはボックス・トゥ・ボックス型の選手だ。とにかく運動量が豊富なため広範囲をパトロールでき、前線から果敢にプレッシングを行うことも厭わない。その強靭な肉体と長く伸びる足を活かしたボールハントの上手さは、プレミアリーグでもトップレベルと言えるだろう。
それに加え柔らかく繊細なタッチも持ち味で、前線に飛び出すダイナミックさも兼備。攻守において穴が少ない、万能なMFだと言っていいだろう。すでにエバートンでは主力として中盤を引き締めているが、今後のさらなる活躍に期待したいところだ。