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フル出場の南野拓実に見せ場も…バーに弾かれ得点決まらず。PK戦制したアーセナルが準々決勝進出【リーグ杯】

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】

【リバプール 0-0(PK戦:4-5) アーセナル リーグ杯4回戦】

 リーグ杯4回戦、リバプール対アーセナルの試合が現地時間1日に行われた。PK戦の末に勝利したアーセナルが準々決勝進出を決めている。

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 リバプールに所属する南野拓実は先発出場を果たした。45分、ディオゴ・ジョッタのヘディングシュートはGKベルント・レノに弾かれ、そのボールに素早く反応した南野がシュートを放つ。しかし、南野に最大の決定機が訪れるも、シュートはバーに弾かれて先制ならず。

 その後もお互いにゴールを奪うことができず、PK戦に突入した。そして、PK戦の末に勝利したアーセナルが準々決勝進出を決めている。南野はフル出場を果たしたが、結果を残すことができなかった。

【得点者】
なし

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『フットボール批評issue29』


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≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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【了】

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