【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は1日、オランダ・ユトレヒトで行われる国際親善試合に挑む日本代表メンバーを発表した。オランダの名門AZに所属する20歳のDF菅原由勢がA代表初招集となった。
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森保一監督は初招集の菅原を選出した理由について「U-23の活動、東京五輪代表での活動の中で、彼のプレーやオフザピッチを見て評価させてもらい、今回の招集に至りました」と説明。また、森保監督は「今年に入ってからは出場機会が足りない部分はありますが」として上で「彼に期待することは、とにかく貪欲に、活動の中で成長につながる吸収をしてもらい、その経験を所属チームに持ち帰って成長してもらいたいと思っています」と話している。
名古屋グランパスの下部組織出身の菅原は、2018年にトップチーム昇格。17歳10ヶ月で名古屋史上最年少のプロ契約となった。翌年6月にはオランダ・エールディビジのAZに期限付き移籍。UEFAヨーロッパリーグ(EL)予選2回戦で移籍後初出場を果たすと、同年8月に行われた開幕戦シッタート戦でスタメン。いきなり移籍後初ゴールを決めた。昨季は公式戦28試合に出場3得点2アシストを記録した。
オランダの名門AZで2年目のシーズンを迎えている菅原は今季ここまで公式戦3試合に出場している。右サイドバックを主戦場とする菅原だが、昨季は右ウィングや右サイドハーフでの起用もあった。また、菅原はセンターバックとしてJリーグデビューをしていて、今年9月15日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦ディナモ・キエフ戦に途中出場し、センターバックとしてプレーしている。菅原はサイドやセンター、攻撃や守備的なポジションでもプレーできる万能な選手だ。
今回のオランダ遠征で菅原の代表デビューに期待がかかるが、どのポジションで起用されるかも注目ポイントだろう。
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