【写真:Getty Images】
レアル・マドリードで4度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を飾り、2018年には決勝のマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれるなど、近年のこの大会で最も成功した選手の一人となったガレス・ベイル。大会公式ツイッターアカウントでは、そのベイルがCL初ゴールを挙げたのがちょうど10年前であったことを振り返っている。
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ベイルはサウサンプトンで頭角を現し、2007年に移籍したトッテナムでも徐々にレギュラーに定着。2009/10シーズンにはプレミアリーグで4位という久々の好成績に貢献し、クラブ初のCL出場権をトッテナムにもたらした。
CLグループステージ初戦でブレーメンと引き分けたトッテナムは、続いて2010年9月29日に行われた第2節の試合でオランダのトゥエンテと対戦。ベイルが自身のCL初ゴールを挙げたのはこの試合の85分、トッテナムの大会初勝利を決定づける4-1のダメ押し点だった。
相手陣内左サイドでのルーズボールに対して持ち味のスピードを活かして飛び込んだベイルは、頭でのトラップを入れながらスプリントの勢いを殺すことなくエリア内に侵入し、そのまま左足で鋭いシュートを突き刺す。得点後にはキレのある“膝滑り”も披露して歓喜を表現した。
このCL初ゴールの試合に続いて行われた前年王者インテルとの2連戦での大暴れによって、ベイルは欧州サッカー界の新たなスターとして大きく飛躍していくことになった。10年を経て、復帰を果たしたトッテナムでもう一度あの頃のような輝きを放つことができるだろうか。