【写真:Getty Images】
ブラジルのボタフォゴに所属するMF本田圭佑は、チームがカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)で勝てない状況が続く中、我慢強く力をつけていくしかないと訴えた。ブラジル『ESPN』がインタビューを伝えている。
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ボタフォゴは8月に開幕した全国選手権ではここまで1勝を挙げたのみ。2部降格圏の順位に沈み、苦しい戦いが続いている。
「勝てないことに理由はあるけど、大きな問題があるわけじゃない。細かい部分を改善していかないといけない。全てを同時に改善できるわけではなく、一歩ずつ良くしていくしかないと理解しなければならない」と本田は語る。
「若い選手が多いことも忘れてはならない。フラメンゴやサンパウロなど、他のチームのように経験豊富なメンバーが多いわけじゃない。満足はしていないけど、ゆっくりと着実に、一歩ずつ改善するしかない。何事も一気に起きることはない」と忍耐強く戦い続けることを求めた。
全国選手権では勝てない一方で、コパ・ド・ブラジル(ブラジル杯)ではボタフォゴはヴァスコ・ダ・ガマを下してベスト16に進出。本田も好プレーを見せ、現地メディアからも高い評価を受けた。ヴァスコ戦はボタフォゴでのこれまでのベストゲームだったと本田自身も考えているようだ。
「良い試合をしながら勝てないこともあった。もちろん(ブラジル杯では)次のラウンドに進んだので、たぶん僕がここに来てからベストな試合だったと思う」と本田。「次の相手がどこでも戦う準備はできている。この大会は大きなチャンス。これまでサポーターをハッピーにできていないので、少なくともカップ戦では自分たちが何者であるかを見せなければならない」と今後の戦いへ意気込みを示した。
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