ローマとイタリア代表のレジェンドであり、創造性あふれるプレーで長年にわたって世界のサッカーファンを楽しませ続けたフランチェスコ・トッティ氏。そのトッティ氏が27日に44歳の誕生日を迎えたことを記念し、UEFAチャンピオンズリーグの公式ツイッターアカウントでは同氏のプレー集動画を紹介している。

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　トッティ氏は現代サッカーでは希少となったワンクラブマンとして、下部組織時代から40歳で引退するまでのキャリアをローマ一筋でプレー。クラブ史上最多出場や最多得点など数々の記録を残すとともに、セリエA得点王や欧州ゴールデンシューを含めた数々の栄誉を手にした。ローマが現時点で最後にスクデットを獲得した年である2000/01シーズンにも優勝の立役者の一人だった。

　そのプレースタイルはまさに“ファンタジスタ”であり、現役時代のスーパープレーをピックアップすればゴール集でもアシスト集でも作り放題だろう。だが今回UEFAが選んでいるプレーは「ヒールキック」だ。

　真後ろだけでなく角度をつけたパスであれ、後ろ足で引っ掛ける形であれ、自在な足技で味方のチャンスをお膳立て。後頭部にも側頭部にも目がついていたかのようなトッティ氏の往年のプレーは必見だ。