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香川真司、契約解除の条件に合意と報道。サラゴサではすでに登録外に

text by 編集部 photo by MutsuFOTOGRAFIA

香川真司
【写真:MutsuFOTOGRAFIA】

 スペイン2部のレアル・サラゴサに所属するMF香川真司は、クラブとの契約解除に向けた条件に合意したとみられている。スペイン紙『アス』が27日付で伝えた。

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 昨季加入したサラゴサで大きな期待に応えるだけのパフォーマンスを見せることができなかった香川。高額年俸や外国人枠の問題のためクラブは契約解除を望んでいると報じられてきたが、去就が確定しないまま新シーズンの開幕を迎えた。

 結局香川は他の外国人選手2人に弾き出された形で公式戦の登録メンバーから外れることが決定。だがサラゴサとの契約はあと1年残されており、在籍している限りクラブは給与を支払わなければならない。サラリーキャップの制限により、香川を放出しなければ新たな補強もできない状況となっている。

『アス』によれば、香川は契約残り1年の年俸55万ユーロ(約6800万円)を今後3年間の分割で受け取るという条件で契約解除に合意し、今後数日中に発表が行われる見通しだという。サラゴサにとっては負担する総額は変わらないものの、10月5日まで開いている移籍市場で新たな選手をチームに加えることは可能な形となる。

 香川はサラゴサに残留できないのであればスペイン国内の他のクラブに移籍することを望んでいたが、現時点では状況は厳しいようだ。地元紙『エラルド』によれば、2部昇格組のログロニェスからの関心に対しては香川が拒否。柴崎岳の所属するレガネスやラージョ・バジェカーノからの関心も噂されたが、この2クラブとの交渉も順調に進んではいないとされている。

【了】

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