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ヴィッセル神戸、新監督初陣に4発快勝。古橋亨梧2戦連続2発、イニエスタも3点に絡む

text by 編集部

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ヴィッセル神戸対北海道コンサドーレ札幌

【ヴィッセル神戸 4-0 北海道コンサドーレ札幌 J1第19節】

 明治安田生命J1リーグ第19節のヴィッセル神戸対北海道コンサドーレ札幌戦が26日に行われ、ホームの神戸が4-0で勝利を収めた。

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 神戸はトルステン・フィンク前監督が退任したあと、23日に行われたサガン鳥栖戦では乱戦を4-3で制して8試合ぶりの白星。翌24日には三浦淳寛スポーツダイレクター(SD)の新監督就任を発表し、新監督の初陣となる札幌戦に臨んだ。

 4試合連続先発のアンドレス・イニエスタを中心に攻撃を組み立てていく神戸は、前半19分に先制点を奪う。左サイドの酒井高徳がイニエスタとのワンツーで深い位置に抜け出し、ゴールライン際からマイナスのパスを折り返すと、中央でフリーになっていた古橋亨梧が右足で合わせて蹴り込んだ。

 さらに前半終了間際の45分、イニエスタからのスルーパスを受けた古橋が中央へ抜け出しを図る。進藤亮佑のスライディングに阻まれたが、後方からフォローに入っていた郷家友太がボールを拾い、エリア手前から鮮やかなシュートをゴール右に突き刺してリードを広げた。

 2点ビハインドで折り返した札幌も反撃を試みるが、59分のCKにキム・ミンテが合わせたヘディング弾は惜しくもクロスバーを叩く。続いて61分、金子拓郎がニアを狙ったシュートもGK前川黛也に阻まれてしまう。

 波状攻撃で前がかりとなっていた札幌は、前線に残る古橋を完全にフリーにしてしまっていた。神戸は自陣でボールを奪うと、イニエスタが一気にその古橋へのロングパスを通す。オフサイドにならないハーフウェイライン手前で受けた古橋はそのまま独走し、GKとの1対1から股間を抜いて3点目を加えた。古橋は2戦連続の2得点で今季二桁得点を達成。

 最後は90分、再び札幌が前に出ているところで中央付近にこぼれたボールに小田裕太郎が反応。一人で持ち込んでGKをかわし、プロ初ゴールを無人のシュートに流し込んだ。神戸は今季の最多得点差勝利で今季初の連勝を挙げ、最高の形で新監督の初陣を飾ることに成功している。

【得点者】
19分 1-0 古橋亨梧(神戸)
45分 2-0 郷家友太(神戸)
62分 3-0 古橋亨梧(神戸)
90分 4-0 小田裕太郎(神戸)

【了】

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