中国スーパーリーグ（CSL）の上海申花に所属するイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィがイタリアに復帰し、ラツィオに加入する可能性もあるとみられている。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が26日に伝えた。

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　現在27歳のエル・シャーラウィは過去にミランやローマなどでプレーし、昨年夏に上海申花に加入。だがイタリア代表として来年のEUROに出場するためにもセリエAへの復帰を希望し、上海申花も交渉の許可を与えたようだ。

　ユベントスからの関心も噂されたが、移籍先は前所属クラブのローマの宿敵であるラツィオになるかもしれない。『コッリエレ』によればエル・シャーラウィは現在イタリアに帰国し、ラツィオの練習場を訪れて予備的な交渉を行っているという。

　上海申花は、少なくとも中国の来季開幕前の2月までのレンタルを認める見通しだとされている。レンタル料は無料だが、4ヶ月分の給与である400万ユーロ（約4億9000万円）を負担することを条件としているようだ。その上で、1月には完全移籍に向けた交渉も行われると見込まれている。

　エル・シャーラウィは昨季のCSLで10試合に出場して1得点。今季は7月にシーズンが開幕したあと6試合に出場したが得点はなく、8月末以降は欠場が続いている。

【了】