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レアル・マドリード期待の新戦力5人。補強なしと静かな夏、ついに帰還した神童ウーデゴールに注目

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ウクライナの英雄が期待するGK

アンドリー・ルニン
【写真:Getty Images】

GK:アンドリー・ルニン(ウクライナ代表/背番号29)
生年月日:1999年2月11日(21歳)
19/20リーグ戦成績:0試合出場/0失点(バジャドリー)
19/20リーグ戦成績:20試合出場/20失点(レアル・オビエド)


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 FCドニプロでプロデビューを飾ったアンドリー・ルニンは、2018年にレアル・マドリードに加入し、その後すぐにレガネスへのレンタル移籍を経験。そして昨季はバジャドリーに期限付きで加入していた。しかし、同クラブでは出番を掴めず、半年で契約を打ち切ってレアル・オビエドへ加入。新天地ではリーグ戦20試合に出場していた。

 ルニンは18歳でウクライナ代表に初招集されており、同国のGK史上最年少デビューも飾っている。そして、2019年に行われたU-20ワールドカップにも出場。正守護神として堅守を支え続け、優勝の立役者となった。ウクライナ代表監督であるアンドリー・シェフチェンコも「彼には大きな可能性がある」と大きな期待を寄せている。

 ルニンは今季、レアル・マドリード・カスティージャに登録されることが決定している。しかし、ラウール・ゴンザレス監督の下でプレーするのではなく、正守護神ティボー・クルトワのバックアッパーとしてトップチームに帯同し続けることが現時点では濃厚だ。出場機会はかなり限られるだろうが、少しでもクルトワの負担を減らしたい。

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