Jリーグは24日、入場者数の水増しが発覚したJ3のブラウブリッツ秋田の訂正後の入場者数を発表した。

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　Jリーグは今月17日、入場者数を水増ししていたとして、秋田に対して罰金400万円を科したと発表。秋田は2014シーズンのJ3リーグ開幕戦~2019シーズンの開幕戦までのホームゲーム全85試合でJリーグ規約と試合実施要項の入場者数算定方法を用いておらず、入場者数を正確にカウントできていなかったことと、「スタジアムの各入場口でカウントした入場者数を集計した合計入場者数の10%程度」と「入場者数に算入できない運営ボランティア、運営スタッフ、出店者、メディアを少なくとも1試合平均75~120名」を公式入場者数として発表したという。

　Jリーグは今回、秋田の訂正後の入場者数を発表。訂正後の入場者数の算定方法について「ブラウブリッツ秋田役員のメモに記載されている「カウンターで計測した人数」を、訂正後の入場者数とする」、「2014~2017シーズンまでの4年間の役員メモを基準に入場者数を訂正することに準じて、メモが現存しない2018シーズンの全ホームゲームおよび2019シーズンホーム開幕戦についても同様のオペ レーションであったと判断し、クラブから報告された「カウンターで計測できた人数」を、訂正後の入場者数とする」としている。

　その結果、2014シーズンの訂正後の入場者数は計2万7343人で発表済みの公式入場者数との差分は4578人。2015シーズンの訂正後の入場者数は計3万2545人で差分は5410人。2016シーズンの訂正後の入場者数は計3万1684人で差分は4687人。2017シーズンの訂正後の人数は計3万3108人で差分は4711人。2018シーズンは計3万9617人で差分は5803人。2019シーズンの訂正後の人数は3393人で差分は465人。差分の合計は2万5654人と発表されている。

【了】