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前回王者のアル・ヒラルが失格処分で姿消す。新型コロナウイルス感染者続出で試合の規定人数満たせず【ACL】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

 アジアサッカー連盟(AFC)が23日、サウジアラビア1部のアル・ヒラルが規定の最低限の登録選手人数を満たせなかったとして失格処分とすることを発表した。

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 発表によると、現地時間23日に行われたACLグループステージ・B組第6節のアル・アハリ戦で、アル・ヒラルが試合に必要な最低人数の13人を揃えることが出来なかったという。

 その理由は、アル・ヒラルに所属する15人の選手が新型コロナウイルスに感染したことにある。そして、試合当日は先発メンバーに9人、控えにGK2人という状況となり、合計11人であることから規定の最低人数である13人を満たすことが出来なかった。

 この事態を受けて、ACLはアル・ヒラルが「競技大会から撤退した」と伝えている。第5節を終えた時点でアル・ヒラルは3勝2分無敗の勝ち点11で首位につけていた。同グループには、アル・ヒラルの他にウズベキスタンのパフタコール、UAEのアル・アハリ、イランのシャフリ・ホドロFCの3チームがいる。ACLによると、アル・ヒラルの撤退により、2位パフタコールと3位アル・アハリのグループステージ突破が決まったようだ。

 アル・ヒラルは2019年のACLで優勝を果たしたチーム。決勝戦で浦和レッズを相手に2戦合計3-0の勝利をおさめている。その前回王者が、思わぬ形で大会から姿を消すことになった。


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【了】

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