目次
●「ユーティリティーなオランダ代表CB」ナタン・アケ
●「久保建英の元同僚」アドリアン・ベルナベ
●「ダビド・シルバの後継者」フェラン・トーレス
●「シティのレジェンド2人を祖父に持つサラブレッド」トミー・ドイル
●「生え抜きのイングランド人CB」テイラー・ハーウッド=ベリス
ユーティリティーなオランダ代表CB
【写真:Getty Images】
ナタン・アケ(オランダ代表/背番号6)
生年月日:1995年2月18日(25歳)
19/20リーグ戦成績:29試合出場/2得点2アシスト(ボーンマス)
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昨季のマンチェスター・シティはエメリック・ラポルトの長期離脱が響き、センターバックのやりくりに苦労した。中盤が本職のフェルナンジーニョがセンターバックでプレーしたが、スピード不足は否めず。失点数は前年から12も増え、リバプールにリーグ3連覇を阻まれる原因にもなった。
急所となったセンターバックの新たな人材として獲得したのが、オランダ代表のナタン・アケ。移籍金は4530万ユーロ(約54.4億円)とされており、契約期間は6年間。背番号6を与えられたアケは、今季初戦となったウォルバーハンプトン戦でいきなり先発起用されている。
アケはオランダのデン・ハーグ出身で、フェイエノールトとチェルシーの下部組織でプレーした。チェルシーでは、17歳でプレミアリーグデビューを飾っている。
15/16シーズンは期限付きで移籍したワトフォードで主に左サイドバックとしてリーグ戦24試合にプレーした。翌シーズンはボーンマスに半年間レンタルされ、17年夏に完全移籍で加入。センターバックのレギュラーに定着した。
ボーンマスではエディ・ハウ監督の下、高い足下の技術で最終ラインからの組み立てを担った。鋭い読みを活かしたクリーンなディフェンスが長所で、イエローカードの数も少ない。広大なスペースをカバーできる走力は、シティでも存分に活かされることになるだろう。