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川崎フロンターレ、カズが最年長出場の横浜FCを下して6連勝。2位との差は勝ち点11に

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

【川崎フロンターレ 3-2 横浜FC J1第18節】

 明治安田生命J1リーグ第18節の川崎フロンターレ対横浜FC戦が23日に行われ、ホームの川崎Fが3-2で勝利を収めた。

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 この試合に向けて大きな注目が集まったのは、横浜FCのカズこと三浦知良の先発出場。自身13年ぶりのJ1出場であり、「53歳6ヶ月25日」での出場はJ1最年長出場記録を大幅に更新するものとなった。

 さらに横浜FCは42歳の中村俊輔も10試合ぶり先発、39歳の松井大輔も今季初先発。川崎Fも39歳の中村憲剛が今季初先発となり、日本サッカーのレジェンドである大ベテランたちが並ぶ顔ぶれとなった。

 試合はやはり5連勝中で首位を快走する川崎Fが優位にプレーを進め、前半22分には先制点を奪う。CKからのボールが一旦跳ね返されたところを田中碧がエリア内右側で拾い、マークを受けながらも反転からの右足シュートをゴールに突き刺した。

 そのまま前半を1点リードで折り返した川崎Fは、後半開始からわずか22秒後に追加点。前線でのボール奪取からショートカウンターを繰り出し、最後は小林悠からのダイレクトパスを受けた旗手怜央が右足でゴール左隅に蹴り込んだ。

 だが横浜FCも直後に反撃。48分、左CKから中村俊輔がクロスを入れると、アウトスイングでゴール前に落ちるボールに小林友希が飛び込む。背中に当たったボールがネットに転がり1点差に詰め寄った。

 カズは観客席からの拍手を浴びつつ56分にベンチへ下がり、中村俊輔と松井もその数分後に交代。67分には左サイドでスルーパスを受け抜け出した旗手がGKとの1対1から冷静に自身2点目を流し込み、川崎Fが3-1とリードを広げた。

 横浜FCも意地を見せ、74分には佐藤謙介がエリア手前左側から強烈なミドルを右ポスト内側に突き刺して再び1点差に。だがそれ以上の反撃はならず、3-2の勝利を収めた川崎Fが連勝を6に伸ばした。

 同時刻の試合では、3位のFC東京が2位のセレッソ大阪との上位対決に2-0の勝利。この結果川崎FはC大阪との勝ち点差を11ポイントに広げて独走体勢に入っている。

【得点者】
22分 1-0 田中碧(川崎F)
46分 2-0 旗手怜央(川崎F)
48分 2-1 小林友希(横浜FC)
67分 3-1 旗手怜央(川崎F)
74分 3-2 佐藤謙介(横浜FC)

【了】

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