【写真:Getty Images】
選手登録ミスによって、0-3敗北扱いの罰則を課せられたローマ。その責任を取らされて辞任することになったローマ事務総長のパンタレオ・ロンゴ氏が、3-0勝利扱いの恩恵を受けたヴェローナに加わるようだ。22日に伊メディア『フットボールイタリア』がイタリアのテレビ番組『スポルトイタリア』の情報をもとに報じている。
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事の発端は、現地時間19日に行われたセリエA第1節のヴェローナ戦において、ローマがアマドゥ・ディアワラを試合で起用したことにある。実は、ディアワラは7月17日に23歳の誕生日を迎えたものの、事務的なミスにより、22歳以下のリストに登録されたままで、トップチームに登録されていなかった。
結果的にトップチームに選手登録されていない状態でヴェローナ戦に出場したことになるため、スポーツ司法当局も規定違反と見なし、ローマの0-3敗北扱いになることが決定した。ローマは結果に影響を与えなかった単純な管理上の誤りと考え、不服申し立ての公式声明を出して上訴している。
とはいえ、同メディアによると、選手登録ミスの責任をとって事務総長のロンゴ氏が辞任することになったという。そして、早くもヴェローナから別の仕事を与えられており、チームに加わる見通しのようだ。
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