欧州王者から加入したプレーメーカー
【写真:Getty Images】
チアゴ・アルカンタラ(スペイン代表/背番号6)
生年月日:1991年4月11日(29歳)
19/20リーグ戦成績:24試合出場/3得点0アシスト(バイエルン)
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UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制したバイエルン・ミュンヘンのプレーメーカーが、前年王者のリバプールに加入した。移籍金は総額3000万ユーロ(約37億円)、契約期間は4年と報じられており、バイエルン時代と同じ背番号6を付けることになった。
14歳のときにバルセロナのカンテラ(下部組織)に加入し、ペップ・グアルディオラ監督が就任した08/09シーズンにトップチームデビューを果たした。しかし、シャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタが絶対的な地位を確立するチームでは、限定的な出場機会しか得られなかった。
13年の夏に、グアルディオラが監督に就任したバイエルンに移籍。最初の2シーズンは怪我に悩まされたが、ブンデスリーガの舞台でプレーメーカーとしての才能を如何なく発揮。7シーズンで公式戦235試合に出場し、すべてのシーズンでブンデスリーガ制覇に貢献している。
スペイン代表として39試合に出場し、所属クラブでは12シーズンで11度のリーグ優勝を経験している。CL、DFBポカール(ドイツ杯)との3冠を置き土産にチアゴはドイツを離れ、イングランドでの新たな挑戦を始めた。第2節のチェルシー戦では合流直後にもかかわらず後半開始から出場し、チームを勝利に導く活躍を見せている。
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