ジェラードの薫陶を受けたMF
【写真:Getty Images】
カーティス・ジョーンズ(イングランド/背番号17)
生年月日:2001年1月30日(19歳)
19/20リーグ戦成績:6試合出場/1得点0アシスト
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リバプール育ちのカーティス・ジョーンズは17歳のとき、伝統あるエバートンとのマージサイドダービーでトップチームのベンチに初めて入った。初出場はそれから9か月後のFAカップで、昨シーズンはプレミアリーグでもデビュー。トップチームでは公式戦12試合に出場し、U-23プレミアリーグでは14試合9得点という結果を残して最優秀選手賞に輝いている。
初めてベンチ入りしたのがマージサイドであれば、初ゴールもマージサイドダービーだった。今年1月に行われたFAカップ3回戦でインサイドハーフとして先発すると、決勝点となるミドルシュートを決めた。強烈なシュートや直接FKはジョーンズの武器になっている。
U-23チームでは左ウイングで起用されることも多かったが、トップチームではインサイドハーフでもプレーしている。しかし、リバプールの中盤は実力者が揃っており、ディオゴ・ジョッタが加わった前線も層は厚い。
出場機会を得るハードルは高いが、ワールドクラスの選手たちとともにプレーすることで、得るものもあるだろう。最年長で副キャプテンを務めるジェームズ・ミルナーもその才能を高く評価しており、ディフェンス面での成長を感じているという。
U-18チームでスティーブン・ジェラードの薫陶を受けたジョーンズは今夏、長期契約にサインをした。昨季、クラブ史上最年少でキャプテンマークを任されたことからも、チームからの期待の大きさがうかがえる。
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