【写真:Getty Images】
バルセロナからの移籍に向けて、アトレティコ・マドリードとの契約が合意に達したとも報じられていたFWルイス・スアレスだが、アトレティコ行きも破談に終わったとみられている。スペイン紙『マルカ』『アス』などが伝えた。
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ユベントスへの移籍が消滅していたスアレスには、新たにアトレティコへの移籍の可能性が浮上。年俸900万ユーロ(約11億円)での2年契約が合意に達し、決定に近づいているとも報じられていた。だがバルセロナは、タイトル争いの直接のライバルとなるアトレティコに戦力を与えることを望まなかったようだ。
バルセロナはスアレスに対して契約最終年の年俸の一部を支払うことで契約を解除し、フリーでの移籍を可能とすることが合意に達していたようだ。その合意には、いくつかのクラブへの移籍を禁じることも規定されていたという。
アトレティコはその中に含まれていなかったが、バルサ側はその合意のサインをスアレスと交わす直前にアトレティコをリストに加えることを要求し、アトレティコへ移籍する場合にはスアレスへの支払いを拒否する姿勢を示したとのこと。この対応にスアレス側は激怒し、バルサとの交渉は決裂したとみられている。
アトレティコ側にも年俸提示額以上の出費の意思はなく、スアレスの獲得は現状ではほぼ消えたとされている。新たなターゲットとして、アトレティコはパリ・サンジェルマンを退団してフリーとなっているFWエディンソン・カバーニの獲得に動くとも報じられている。
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