【写真:Getty Images】
J1のヴィッセル神戸は22日、トルステン・フィンク監督の退任を発表した。クラブの公式サイトで伝えられている。
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フィンク監督はクラブの公式サイトを通して「神戸で素晴らしい時間を過ごせました。二つのタイトルという成功を収めることもできました。これは歴史に残ることですし、我々を永遠に結びつけるものです。この街、このチーム、そしてこのサポーターに別れを告げるのは簡単ではないですし、非常に寂しく思います」とサポーターに向けて挨拶した。
そして、フィンク監督は退任の理由について「我々は一つになって大きな目標を達成することもできましたが、私は家族のもとに戻るという決断をしました。まだリーグ戦でも良い結果を残せると思いますし、アジアチャンピオンズリーグという大きな大会もまだあるので、今後の幸運を祈ります」とコメントしている。
フィンク監督はバーゼルやハンブルガーSVの監督を歴任。昨年6月に神戸の監督に就任した。神戸は昨季の天皇杯で優勝を果たし、クラブに史上初のタイトルをもたらした。神戸は中断となっているAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を控えていて、フィンク監督のアジアの舞台での手腕に期待が集まっていたが、退任となってしまった。
なお、クラブの発表によると、セバスチャン・ハーンヘッドコーチ、モラス雅輝アシスタントコーチ、ニコラ・ヴィドヴィッチフィジカルコーチとは契約解除となるという。後任などについては発表されていない。
【了】