【写真:Getty Images】
ユベントスへ移籍する可能性が浮上していた34歳のボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコがローマに残留する見通しになった。21日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
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同メディアによると、ジェコが去ることを見越してローマが獲得に動いていたナポリFWアルカディウシュ・ミリクの問題が未だ解決に至らず、交渉遅延によりローマがミリクの獲得を諦めたという。そのため、ローマがジェコを放出しない方針に変えたようだ。
ミリクとナポリの間で発生している問題は罰金等に関わるもの。2019年11月に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節のザルツブルク戦の後、ミリクは合宿のために用意したバスに乗ることを拒否しており、これに関わる罰金の詳細に合意できていない状況が続いている。この問題が解決しないことにはミリクの移籍が決まらないため、ジェコのユベントス移籍も消滅することになりそうだ。
なお、ユベントスはジェコからアトレティコ・マドリード所属のスペイン代表FWアルバロ・モラタにターゲットを変更している。すでにレンタル移籍することで合意したとの情報もあり、最終的にジェコがローマに残留することで決着しそうだ。
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