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川崎フロンターレ、サポーターなりすまし中傷投稿対策に乗り出す。「弁解の余地はなく、断罪されるべき」

text by 編集部 photo by Editorial Staff

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ

 J1の川崎フロンターレは21日、「SNSにおける差別・偏見・誹謗中傷にあたる投稿について」と題した声明を出した。

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 20日に行われた明治安田生命J1リーグ第17節で浦和レッズと対戦した川崎フロンターレ。浦和はこの一戦のあと、「弊クラブ所属選手に対する差別的発言や誹謗中傷を伴う看過できない発信を確認しました」と記し、「ここ数節、川崎フロンターレの対戦相手に対して同様の投稿が為されており、川崎フロンターレサポーターのアカウントを利用した成り済し行為と思われます」とした。

 川崎フロンターレ側もこの問題を把握しており、「今回の差別・偏見・誹謗中傷となりうる表現や投稿については、Jリーグ統一禁止事項、並びに社会通念に照らし合わせても、他者になりすまし、実在のユーザーが発言したかのように見せかけ投稿する行為そのものとあわせ、弁解の余地はなく、断罪されるべきであると考えます」とコメント。

 さらに、「なりすましの被害を受けた方、該当の投稿を見た他クラブの選手やサポーターの皆様の心の傷は、我々の想像を超えるものです。私たち自身も被害者の立場として、様々な皆様との関係に悪影響を及ぼし、弊クラブの信用失墜にもつながることから、これ以上の被害の拡大を防止するためにも、注意喚起だけではなく直接的・具体的な対応が必要であると考え、適切な方針を提案してもらうべく、顧問契約を結んでいる弁護士事務所と具体的な調整に入りました」と記し、「川崎フロンターレは、差別・偏見・誹謗中傷にあたる行為は絶対に許容しません」と結んでいる。

 クラブはサポーターに向けて、同様の書き込みなどを見つけた際は、印刷やスクリーンショット機能の利用で証拠を保全し、専用のEメールアドレスに情報を送るなどの情報提供を求めた。

【了】

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