【写真:Getty Images】
バルセロナのポルトガル代表DFネルソン・セメドは、イングランドのウォルバーハンプトンへ完全移籍する可能性が高くなったとみられている。スペイン紙『マルカ』『アス』などが20日に伝えた。
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バルセロナとの契約を2022年まで残しているが、これまでもバルサが他選手を獲得するためのトレード要員などとしてたびたび移籍の可能性が噂されてきたセメド。その移籍先は、近年ポルトガル人選手を数多くチームに加えているウルブスになるかもしれない。
『アス』はセメドのウルブスへの移籍が19日夜に「決まった」と伝えている。具体的な移籍金の額はまだ決定してないものの、バルサは代理人に対して移籍へのゴーサインを出したとのことだ。『マルカ』は英メディアからの情報として、移籍金が3000万ユーロ(約37億円)前後になる見通しだとしている。
26歳の右サイドバックであるセメドは2017年にベンフィカからバルサに加入し、昨季は公式戦42試合に出場。ロナルド・クーマン監督は同選手を放出した上でセルジ・ロベルトを右SBに起用する考えであるとも、アヤックスに所属する19歳のアメリカ代表SBセルジーニョ・デストの獲得に関心を示しているとも報じられている。
『マルカ』によればバルサは、同じく右SBとしてプレーするセネガル代表DFムサ・ワゲについてもギリシャのPAOKへのレンタルに向けた交渉を行っているという。ワゲは1月にニースにレンタルされたあと、買取オプションは行使されずバルサに復帰している。
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