【写真:Getty Images】
ユベントスのアンドレア・ピルロ監督は、バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスを獲得する可能性が事実上なくなったことを認めた。伊紙『トゥットスポルト』などが伝えている。
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バルセロナから戦力外通告を受けたスアレスはユベントスとの契約が合意に達したと報じられていたが、イタリアで外国人枠から外れてプレーするために必要となるパスポート取得の問題が浮上。その取得の条件となるイタリア語試験には合格したが、手続きには時間がかかることが見込まれる。
「パスポートを取得するための時間が長くなることを考えると、スアレスがユベントスのセンターフォワードになることは難しい」とピルロ監督は19日の会見でコメント。事実上獲得を断念したことを認めつつ、補強の見通しについては「移籍市場は長い。急いではいない」とも語った。
スアレスの獲得が不可能であれば、以前からターゲットとしていたローマのボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ジェコが新戦力候補となることが予想される。ジェコはローマが19日に行ったエラス・ヴェローナ戦でベンチに入ったが出場しておらず、移籍に向けた兆候ではないかとみられている。
新たなFWの補強が決まらないまま、20日にはセリエA開幕戦のサンプドリア戦を迎える。この試合ではパルマから加入した若手のデヤン・クルゼフスキが前線でクリスティアーノ・ロナウドとコンビを組むことになると予想されている。
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