【写真:Getty Images】
バルセロナ対ジローナの練習試合が現地時間16日に行われ、バルセロナ残留を決めた33歳のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが早速2ゴールを決める活躍を見せた。バルセロナは3-1の勝利をおさめている。
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事の発端は、メッシがトランスファーリクエストをバルセロナに提示したことにある。2021年6月までバルセロナとの契約が残っているものの、現在の契約には一方的に契約を終了できる条項が含まれており、契約解除金7億ユーロ(約881億円)も無効で自由に移籍できると考えている様子だった。
ただし、6月10日の締め切り期限を過ぎており、バルセロナ側は条項の効力は既に終了しているとの認識。スペインのラ・リーガも「契約解除金支払いが必要」との公式見解を示し、契約解除金が発生するとの見方が強まった。
それでもメッシは退団を意識し、同選手の代理人を務める父親のホルヘ・メッシ氏がバルセロナの首脳陣と退団交渉に。最終的に両者合意に至らず、法廷で争う可能性も出てきたため、一転してメッシがバルセロナ残留を表明。2020/21シーズンに向けて、再びバルセロナの練習に合流していた。
メッシは今回のジローナ戦で先発出場。21分にフィリッペ・コウチーニョが先制点を決めると、45分にはコウチーニョからパスを受けたメッシが反転し、相手を交わして右足でシュートを放ち追加点。46分にジローナのサムエル・サイスに1点を返されたものの、51分にペナルティーエリア外から左足を振り抜いてチーム3点を決めた。リードを守り切ったバルセロナが3-1の勝利をおさめている。
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