【写真:Getty Images】
レアル・マドリードに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルは、古巣であるトッテナムへの移籍に向けた交渉が進められているようだ。イギリス、スペイン両国メディアで様々な動きが報じられている。
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マドリーとの契約はあと2年間残しているが、ジネディーヌ・ジダン監督の構想外とされているベイル。マンチェスター・ユナイテッドなどからの関心も噂されていたが、古巣のトッテナムが移籍先候補として大きく浮上してきた。
ベイルの代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は古巣復帰に向けた交渉中であることを認めている。「ガレスが過去7年間で最もマドリー退団に近づいているのは間違いない。簡単な取引ではないが、近づいていると信じる理由はある。順調に進めばすぐに動くかもしれない」と『スカイ・スポーツ』は同氏のコメントを伝えた。
英紙『インディペンデント』は、ベイルがトッテナムへの「レンタル決定に近づいている」と伝えた。ベイルの高額年俸の負担から逃れたいマドリーは完全移籍での放出を望んでいるが、トッテナムはレンタルを希望している模様。また、トッテナムはベイルの報酬額の50%までしか負担しない考えだとされている。
マドリーから年俸3000万ユーロ(約37億2000万円)を受け取っているというベイルの報酬は、50%でも相当な高額。英紙『デイリー・メール』は、半額のみで計算してもFWハリー・ケインを上回るチーム最高の報酬額になると伝えている。
英紙『テレグラフ』は独占情報として、ベイルと入れ替わる形でイングランド代表MFデル・アリがマドリーにレンタルされる可能性もあると報じた。トッテナムはベイルの年俸の50%を、マドリーはアリの年俸の100%を負担する形だとされている。
様々な情報が飛び交う中、トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督もメディアからベイル獲得の可能性について質問を受けた。「(過去に)獲得しようとしたが不可能だった。それは全く秘密ではない」と認めつつ、現状については「ガレス・ベイルはレアル・マドリードの選手だ。他クラブの選手についてはコメントしない」と述べている。
同じくマドリーが保有するDFセルヒオ・レギロンもトッテナムへの移籍に近づいていると報じられている。英メディアではそのレギロンやベイルを加えたトッテナムの予想フォーメーションも作成し、ベイル、ケイン、ソン・フンミンの前線は非常に強力なものになるとも予想されている。
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