【写真:Getty Images】
終了間際の乱闘騒ぎで両チーム合わせて5人が退場処分を受けるという大荒れの結末となったパリ・サンジェルマン(PSG)対マルセイユ戦。その余波は試合後も続き、PSGのFWネイマールがマルセイユのDFアルバロ・ゴンサレスに対して敵意をあらわにしている。
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アウェイのマルセイユが1-0の勝利を飾った試合の後半アディショナルタイムに、ボールのないところでのファウルをきっかけとして両チームの選手たちが衝突。それぞれ2人ずつの選手がレッドカードを受けたあと、ネイマールもアルバロの後頭部を殴っていたことがVARで確認されて5人目の退場者となった。
ネイマールは試合の前半からアルバロとの口論を起こしていた。試合後にはツイッターでメッセージを発信し、「あいつの顔面を殴らなかったのが唯一の心残り」だと述べるとともに、人種差別的な罵倒を受けたと訴えた。
その後、アルバロも自身のアカウントでメッセージを投稿。チームメートの黒人選手たちや長友佑都も含めた10人のメンバーで肩を組んで笑い合う写真に、「人種差別の存在する場所はない。フェアな競争をして、毎日たくさんの仲間たちや友人たちがいる。負け方を学んでピッチ上で見せるべき時もある。今日は素晴らしい勝ち点3だった」とコメントを添えて勝利を喜んだ。
だがネイマールは、このアルバロのツイートに対して返信メッセージで突撃。「お前は自分の失敗を受け入れていない、負けることはスポーツの一部だ。罵倒して、人種差別を持ち込むことに同意はできない。お前のことをリスペクトしない。お前は人間ができていない。自分の言うことに責任を持て、男になれ。差別主義者め」と怒りを向けている。
【了】