マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドは、過去に“笑気ガス”を吸引していたことが動画とともに報じられたことを受け謝罪を行った。

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　英紙『ザ・サン』は13日付けで、グリーンウッドが過去に笑気ガス（亜酸化窒素）を吸引していたことが明らかになったと報道。友人とみられる女性の前で、グリーンウッドが風船を用いてガスを吸引する様子の動画も公開した。

　英国で亜酸化窒素の所持は違法ではないものの、酸素欠乏に繋がって死者が出たケースもあり、娯楽目的の販売は違法となっている。過去にもアーセナルの主力選手たちがパーティーで吸引している動画が流出したとして問題視されたことなどがあった。

　報道を受けグリーンウッドは謝罪声明を出している。「この行為に伴う健康リスクについて知らされた。過去の映像のように試してみるだけでも良くない判断であったということを受け入れる。他の人たちには僕の例に続かないように強く促したい」と同選手は述べた。

　グリーンウッドは先日、マンチェスター・シティのMFフィル・フォーデンとともにイングランド代表のホテルに知人女性を招いたとしてチームからの離脱を命じられるという不祥事を起こしたばかりだった。「1人の18歳として学び続けているところだが、今週はサッカー選手としてのキャリアによってさらに高い水準の判断を下されるということを学んだ。今後はそのことを尊重していかなければならない」と反省する様子を見せている。

　昨季のユナイテッドで新たなスター選手として台頭し、代表デビューも飾ったグリーンウッドだが、その若さが誤った形で出てしまう出来事が続いた。ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督は私生活についてグリーンウッドと話をする見通しだとも英紙『デイリー・メール』は伝えている。

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