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ウエスカ、20/21予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。エース岡崎慎司と戦う“雑草軍団”の仲間たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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パブロ・マフェオ
【写真:Getty Images】

パブロ・マフェオ(スペイン/背番号未定)
生年月日:1997年7月12日(23歳)
19/20リーグ戦成績:32試合出場/0得点2アシスト(ジローナ)


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 開幕直前にドイツ1部のシュトゥットガルトから期限付き移籍で加入した。昨季はレンタル先のスペイン2部ジローナで1年間主力として活躍し、チームの1部昇格プレーオフ進出にも貢献した。マンチェスター・シティの下部組織出身で、昨季のジローナ在籍はなんとキャリア3度目だった。

 ジローナでの1部リーグ時代にはバルセロナ戦でリオネル・メッシを徹底マークして封じ、一躍脚光を浴びた。当時は右ウィングバックを務めていたが、ウエスカでは右サイドバックが主戦場になる。非常にスピードがあり、ボールコントロールも巧みで、俊敏な攻め上がりから精度の高いクロスをゴール前に供給できる。ライバルは経験豊富な36歳のペドロ・ロペスだが、プレシーズンマッチで負傷してしまい開幕は出遅れる見込み。いきなり定位置奪取のチャンスだ。

ホルヘ・プリード
【写真:Getty Images】

ホルヘ・プリード(スペイン/背番号14)
生年月日:1991年4月8日(29歳)
19/20リーグ戦成績:39試合出場/2得点4アシスト

 ウエスカが前回ラ・リーガ1部を戦った2年前のシーズンを知る、数少ない選手のうちの1人にして頼れるキャプテン。同クラブでの公式戦出場数はすでに100試合を超えている古参のセンターバックだ。

 アトレティコ・マドリードの下部組織出身でトップチームデビューも果たしたが、負傷などもあって伸び悩み、レアル・マドリードのBチームなどを経てスペイン2部が主戦場に。2016/17シーズンにはベルギーのシント=トロイデンVVでもプレーした。スピードや敏捷性には欠けるものの、対人や空中戦の強さ、読みの鋭さを武器にウエスカで花開き、2年ぶりとなる1部の舞台に並々ならぬ気合いで挑む。

パブロ・インスーア
【写真:Getty Images】

パブロ・インスーア(スペイン/背番号4)
生年月日:1993年9月9日(27歳)
19/20リーグ戦成績:7試合出場/0得点0アシスト

 プリードとともにウエスカの1部復帰を支えたジョズエ・サやトニ・ダトコヴィッチがレンタル元に戻り、2人目のセンターバックをめぐる争いはインスーアが制すか。なかなか定着できてはいないが、60試合近くに出場してきたラ・リーガ1部での経験では21歳のキケ・エルモーソを大きく凌駕する。

 U-19スペイン代表時代にはビジャレアルのFWパコ・アルカセルらとともに欧州制覇を果たした実績も持つ。レガネスで評価を高めて2017年にシャルケへ移籍するも、ドイツサッカーになじめず1年でウエスカへ期限付き移籍しスペインに復帰。今季から完全移籍に切り替わり、1部残留を果たせなかった2年前の悔しさを晴らすべく邁進する。

ガストン・シルバ
【写真:Getty Images】

ガストン・シルバ(ウルグアイ代表/背番号未定)
生年月日:1994年3月5日(26歳)
19/20リーグ戦成績:18試合出場/0得点1アシスト(インデペンディエンテ)

 アルゼンチンの名門インデペンディエンテから、ウエスカがラ・リーガ1部で戦うために獲得した左利きのDF。ウルグアイ代表として2018年のロシアワールドカップに出場した、チーム随一の経験値を誇る実力者だ。

 ラ・リーガでのプレーはグラナダに所属していた2016/17シーズン以来となる。左サイドバックとセンターバックをこなせるユーティリティ性の持ち主でもあり、最終ラインに厚みをもたらすはず。本職の左サイドバックにはルイジーニョやハビ・ガランも控えるため、状況によってはセンターバック起用も考えられ、試合中のシステム変更などにも対応できる貴重なピースになりそうだ。

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