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【写真:Getty Images】
マット・ドハーティー(アイルランド代表/背番号2)
生年月日:1992年1月16日(28歳)
19/20リーグ戦成績:36試合出場/4得点4アシスト(ウォルバーハンプトン)
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ウォルバーハンプトンの躍進に貢献し、トッテナムへのステップアップ移籍を果たした。前所属クラブでは右ウィングバックが主戦場だったが、新天地では4バックの右サイドバックで起用されることになりそう。モウリーニョ監督は3バックも併用するので、その場合は右ウィングバックか。
90分間絶え間なく上下動を続けるタフネスが魅力で、特に攻撃参加の迫力は抜群。守備面にやや難を抱えるものの、トッテナムは右サイドを極端に上げる変則的なシステムのため、ドハーティーの攻撃力は重宝されるだ。プレーの安定感ではライバルのセルジュ・オーリエを大きく凌駕する。また、プレシーズンマッチではゲドソン・フェルナンデスの右サイドバック起用も試しており、競争相手になる可能性もある。
【写真:Getty Images】
ダビンソン・サンチェス(コロンビア代表/背番号6)
生年月日:1996年6月12日(24歳)
19/20リーグ戦成績:29試合出場/0得点0アシスト
トッテナム加入から3年が経ち、やや伸び悩みの感もあるが、ヤン・フェルトンゲンが退団した今こそ次世代のディフェンスリーダーとして独り立ちする時だ。高い身体能力で4バックにも3バックにも対応し、空中戦はほぼ無敵。地上戦でも抜群のスピードを武器に広範囲をカバーできる。
さらなる飛躍に必要なのは、不用意なミスを減らすことだ。足もとの技術にも優れ、ビルドアップにおいても高いポテンシャルを発揮しているが、時折信じがたいようなミスを犯してピンチを招いてしまう。これまでは身体能力に頼って解決できていた部分もあったが、より完成度の高いセンターバックとなって不動の地位を築くには緻密さや駆け引きの妙を身につけていきたい。
【写真:Getty Images】
トビー・アルデルヴァイレルト(ベルギー代表/背番号4)
生年月日:1989年3月2日(31歳)
19/20リーグ戦成績:33試合出場/2得点2アシスト
昨季は移籍問題で精神的に落ち着かなかったのか、序盤戦は不安定なパフォーマンスだった。それでもモウリーニョ監督の就任とともに復活を遂げ、獅子奮迅の活躍を見せた。そして今年1月には2023年夏までの契約延長も勝ち取っている。
ゴール前での体を張ったプレーは職人技の域に達している。フェルトンゲンが退団したこともあり、これまで以上にディフェンスラインを引っ張るリーダーシップが求められるだろう。シーズン終盤にセンターバック起用が増えたエリック・ダイアーやダビンソン・サンチェスとの競争も激しくなる。また、9月に行われたUEFAネーションズリーグのアイスランド代表戦で史上4人目となるベルギー代表での国際Aマッチ通算通算100試合出場を達成した。
【写真:Getty Images】
ベン・デイビス(ウェールズ代表/背番号33)
生年月日:1993年4月24日(27歳)
19/20リーグ戦成績:18試合出場/0得点0アシスト
モウリーニョ監督は右サイドバックに積極果敢な攻め上がりを要求する一方、左サイドバックは低めのポジションでリスク管理に徹することが多い。その点で、3バックの左ストッパーにも対応するベン・デイビスは適役だ。
昨季後半戦をレンタル先のニューカッスルで過ごしたダニー・ローズの退団が確実しされ、フェルトンゲンもベンフィカへ移籍したため、左サイドバックは実質代役不在のポジションになる可能性もある。まずは1年間、健康な体を維持して確実性の高いプレーでチームに貢献したい。