【写真:Getty Images】
バルセロナに残留することになったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて、同クラブに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが歓迎した。『RTL』のインタビューに答えたと、9日にスペイン紙『アス』が報じている。
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事の発端は、メッシがトランスファーリクエストをバルセロナに提示したことにある。2021年6月までバルセロナとの契約が残っているものの、現在の契約には一方的に契約を終了できる条項が含まれており、契約解除金7億ユーロ(約881億円)も無効で自由に移籍できると考えている様子だった。
ただし、6月10日の締め切り期限を過ぎており、バルセロナ側は条項の効力は既に終了しているとの認識。スペインのラ・リーガも「契約解除金支払いが必要」との公式見解を示し、契約解除金が発生するとの見方が強まった。
それでもメッシは退団を意識し、同選手の代理人を務める父親のホルヘ・メッシ氏がバルセロナの首脳陣と退団交渉に。最終的に両者合意に至らず、法廷で争う可能性も出てきたため、一転してメッシがバルセロナ残留を表明。2020/21シーズンに向けて、再びバルセロナの練習に合流している。
一連の騒動に関してグリーズマンは「皆にとって非常に複雑なシーズンだったが、今、僕たちは再びスタートを切ることが出来る。キリアン・ムバッペとの関係もそうだった。最初は連携がうまくいかず、彼と仲良くなるのに長い時間がかかった」とし、「メッシがいれば、全てが良くなる」と答えた。
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