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Jリーグ、まずは緩和の対応に集中。アウェイ席は「どのタイミングで緩和が実現するかによる」

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

 Jリーグと日本野球機構(NPB)は8日、合同でオンラインでの会見を行った。JリーグとNPBは合同で政府に観客数の上限緩和のために要望書を提出。Jリーグは承認されれば、まずは緩和の対応の方に集中するようだ。

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 Jリーグは現在、「5000人以下、もしくは収容人数の50%以内の少ない方」という条件で有観客試合を行なっている。JリーグとNPBは会見で「2万人、あるいは50%の少ない方」に緩和するよう要望書を西村康稔経済再生担当大臣宛に提出したと明かした。

 会見に参加した村井満チェアマンは今後の対応について「いきなり2万人入れるかというと、まず30%くらいから始めていくと思うので、5万人近く入る味スタ(味の素スタジアム)であれば1万5000人くらいを入れるところから始まっていくと思うう。いきなり2万人にならない可能性もある」と話し、要望書が承認されても、段階的に緩和していくとした。

 また、アウェイ席に関して村井チェアマンは「アウェイに関してはどこのタイミングで緩和が実現するかによると思う。9月中に緩和が実現するなら、まず緩和の対応に集中させていただいて、人数と緩和の対応を両方やるとかなり大変なので、Jリーグとしてはワンステップ置いて対応していこうとしている。もちろんアウェイサポーターのことも考えれば同時ではないと思う」とコメントした。

 さらにアルコール飲料に関しては「アルコール飲料の販売もガイドライン上の規制はあるが、まずは人数の緩和を実現したうえで、アルコールについても検討していこうかというのが大きな方向感です」と村井チェアマンは話した。

【了】

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