【写真:Getty Images】
新型コロナウイルス陽性が確認されてフランス代表を離脱した35歳のGKスティーブ・マンダンダが、所属クラブのマルセイユに戻るまでに一苦労したようだ。7日に仏紙『レキップ』が報じている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
欧州サッカー連盟(UEFA)の規定により、試合前にフランス代表の全員が新型コロナウイルスのPCR検査を受けたところ、マンダンダが陽性反応を示した。無症状だったものの、代表チームからの離脱を余儀なくされ、所属クラブのマルセイユに戻ることになった。
マンダンダは8月の時点で、すでに新型コロナウイルス感染を経験している。同紙によれば、14日間の隔離終了後に血清学的検査も受けて抗体の存在が確認されていたという。陰性になったことでフランス代表に招集されたが、再び陽性反応を示す結果となった。PCR検査においては、ウイルスの死骸でも検出されることがあるため、偽陽性の疑いも指摘されている。
同紙によると、代表離脱してマルセイユへ戻る際に、エールフランスが他の民間ジェット会社と同様に搭乗を拒否したという。最終的にフランスサッカー連盟が仲介に入り、チャーター機を手配することでマルセイユに戻ることが出来たようだ。マンダンダの親戚は「彼は誰にも会うことができず、ペストを患っているような扱いを受けた」と語っている。
【了】