【写真:Getty Images】
スペインサッカー連盟(RFEF)は5日、同国代表チームに招集されていたFWアダマ・トラオレがチームを離脱することを発表した。スペイン紙『アス』などが伝えている。
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プレミアリーグのウォルバーハンプトンに所属するトラオレは、スペイン帰国前に受けた新型コロナウイルスのPCR検査で陽性となったが、再検査で陰性となったことで改めてチームに合流。3日に行われたUEFAネーションズリーグのドイツ戦には間に合わなかったが、6日のウクライナ戦には出場できる可能性があるとみられていた。
だがスペイン到着後にもう一度受けた検査では、抗体が検出されるなどウイルス感染からの回復の兆候はみられたが「完全な陰性ではなかった」とのこと。欧州サッカー連盟(UEFA)のプロトコルに従えば「スタジアムに赴かないことが推奨される」という状態であり、同選手を代表チームから離脱させることが決定された。他選手への感染のリスクはないとされている。
「検査の結果、健康状態は完璧でチームメートへの感染リスクもないが、残念ながら明日プレーすることはできない。監督やドクターやチーム全員に感謝する。また会うことができるように頑張っていきたい」とトラオレは公式SNSでコメントしている。
トラオレは昨年11月にスペインA代表への初招集を受けた際にも負傷のため不参加。今回も再び代表デビューはお預けということになった。
【了】