【写真:Getty Images】
9月2日にアヤックスからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍することが発表された23歳のオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク。
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アヤックスの下部組織で育ったファン・デ・ベークは2016年にトップチームへ昇格。2018/19シーズンのリーグ戦では34試合で9得点10アシストの活躍を見せてエールディビジ優勝に貢献した。2019/20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)では、グループリーグのチェルシー戦やバレンシア戦でゴールを記録している。
その活躍を受けて、移籍金3900万ユーロ(約49億円)+ボーナス500万ユーロ(約6億3000万円)ほどでユナイテッドが獲得し、1年間の延長オプション付きで5年契約を結ぶことになった。ユナイテッドで身に着ける背番号は34となっている。
ファン・デ・ベークが34番を選んだ理由は、親友への思いからだった。アヤックスでプレーしていた親友のアブドゥルハーク・ヌーリは2017年7月8日、不整脈で試合中に突如倒れ意識不明の重体。病院へ緊急搬送された後、治療を受けたものの昏睡状態に。
約2年8ヶ月が経った2020年3月下旬に目を覚まし意識を取り戻しているが、再びサッカー選手に戻ることは出来ず、事実上の現役引退となった。その親友がアヤックス時代に身に付けていたのが背番号34だ。
その親友の思いを背負い、ファン・デ・ベークはユナイテッドでプレーすることになる。欧州サッカー連盟(UEFA)のCL公式ツイッターが、多彩なゴールを決めるファン・デ・ベークのプレーを動画付きで紹介。ユナイテッドでの活躍にも期待できそうだ。