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マルテン・デ・ローン（アタランタ／イタリア）
生年月日：1991年3月29日（29歳）
オランダ代表成績：16試合出場／0得点1アシスト

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　セリエA、そしてチャンピオンズリーグ（CL）で旋風を巻き起こしたアタランタで“絶対的な存在”として活躍している。「疲れ」という言葉を知らないのかと思うほど運動量が豊富で、ボール奪取能力、危機察知能力ともにとにかく高い。「縁の下の力持ち」というワードがよく似合う選手と言えるだろう。

　2017年のオランダ代表デビュー以降しばらくは出場機会がなかったが、アタランタでの活躍を受けてここ最近は主力に定着。フランス代表やドイツ代表といった相手にも力を示し、UEFAネーションズリーグ準優勝に尽力している。今後も若手に負けぬ勢いを継続してほしいところだ。

フレンキー・デ・ヨング（バルセロナ／スペイン）
生年月日：1997年5月12日（23歳）
オランダ代表成績：15試合出場／1得点3アシスト

　華麗なパス捌きと隙を突いた効果的なドリブル、そしてセンターバックもこなす万能性に確かな守備力。アヤックスで頭角を現し、2019年夏にバルセロナへ旅立った23歳の若きMFは、先述した武器をスペインの地でも発揮し、さっそく主力に定着。サポーターのハートを瞬く間に射抜いた。

　オレンジ軍団でも主力に完全定着している。事実、2018年のペルー代表戦でのデビュー以降、欠場したのは同年10月の親善試合、ベルギー代表戦の1試合のみとなっている。これからのオランダ代表の運命を握っていく存在になることは確かであり、引き続きその一挙手一投足には注目だ。

ジョルジニオ・ワイナルドゥム（リバプール／イングランド）
生年月日：1990年11月11日（29歳）
オランダ代表成績：62試合出場／18得点5アシスト

「ジニ」の愛称で親しまれている29歳のMF。豊富な運動量を活かしたハードワークが持ち味とチームのために汗をかくことを厭わず、前線への積極的な飛び出しや冷静なパス捌きも光る。中盤で攻守両面に質と量をもたらすことができる、世界屈指の働き屋と言えるだろう。

　リバプールとは違い、オランダ代表ではトップ下での起用がメイン。2019年より始まったEURO予選では計7試合に出場し、なんと8得点をマークするなど、決定的な仕事もしっかりと果たしている。昨年11月のエストニア代表戦ではゲームキャプテンも担うなど、その存在感はますます濃くなってきている。