【写真:Getty Images】
退団意思を示した33歳のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて、バルセロナは売却交渉をしない構えを見せたようだ。2日にスペイン紙『マルカ』が報じている。
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事の発端は、メッシがトランスファーリクエストをバルセロナに提示したことにある。2021年6月までバルセロナとの契約が残っているものの、現在の契約には一方的に契約を終了できる条項が含まれており、契約解除金7億ユーロ(約881億円)も無効で自由に移籍できると考えている様子だ。
ただし、6月10日の締め切り期限を過ぎており、バルセロナ側は条項の効力は既に終了しているとの認識。スペインのラ・リーガも「契約解除金支払いが必要」との公式見解を示し、契約解除金が発生するとの見方が強まっている。
それでもメッシは退団を意識しており、同選手の代理人を務める父親のホルヘ・メッシ氏がバルセロナと退団交渉に臨んだ。同紙によると、会談の中でバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はメッシの残留だけを望み、売却交渉をしない方針を示したという。このまま問題が解決しなければ、法廷で争うことになるかもしれない。
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