【写真:Getty Images】
ついにポルトの練習への復帰を果たした日本代表MF中島翔哉。元代理人であるテオドロ・フォンセカ氏は、中島の復活に向けた期待をポルトガル紙『レコルド』に語った。
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新型コロナウイルスの影響による昨季の中断中にチームの練習参加を拒否し、リーグ戦再開後もプレーすることなくシーズンを終えた中島。新シーズンに向けたチームの始動後もしばらくは合流していなかったが、先日からようやく練習に参加している様子がクラブの公式SNSや現地メディアで伝えられた。
「彼が戻ってきたことを非常に嬉しく思う。素晴らしい選手であり、今後またそれを見せられるチャンスがある」とテオ氏はコメント。同氏は中島の元代理人であり、古巣ポルティモネンセの大株主。現代理人のテオ龍希(亀倉龍希)氏の父親でもあり、現在も中島との繋がりは強い。
「1年目は難しいものになった。100%プロフェッショナルな姿勢を見せられなかった時期もあったのは事実だ」とテオ氏は中島の昨季を振り返る。だが「今年はナカジマの年だと考えることができると思う。いま彼はポルトガルに一人であり、毎日24時間ポルトで過ごすことになる」と今後への期待を述べている。
セルジオ・コンセイソン監督との関係も今後修復が可能だと予想している。「監督は彼を気に入っていると言える。だが練習不参加を快く思っていなかったのも隠す必要はない。セルジオは真剣で率直な人物だ。苛立っていたのも無理はないが、これからは前を向いて進んでいくべき時だ」
ポルトは今月20日に新シーズンの初戦となるブラガ戦を予定している。中島は監督の信頼を取り戻し、再びピッチに立つことができるだろうか。
【了】