DF
【写真:Getty Images】
アレッサンドロ・フロレンツィ(ローマ)
生年月日:1991年3月11日(29歳)
イタリア代表成績:35試合出場/2得点2アシスト
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
もともとは攻撃的なポジションでプレーする選手だったが、ここ最近はサイドバックとしての出場が増えている。豊富な運動量を活かしてサイドでの上下動を繰り返し、高質なクロスを武器に攻撃にアクセントを加えるなど、90分間ハードに働き続けることができるのは大きな魅力と言っていいだろう。
ただ、イタリア代表においての地位が確固たるものかというとそうではない。ナポリに所属するジョバンニ・ディ・ロレンツォの起用が増えてきているのも事実だ。来年のEUROなどに向け、まだまだロベルト・マンチーニ監督にアピールしていく必要があると言えるだろう。
【写真:Getty Images】
レオナルド・ボヌッチ(ユベントス)
生年月日:1987年5月1日(33歳)
イタリア代表成績:95試合出場/7得点6アシスト
ユベントス、そしてイタリア代表でも不動のセンターバックとして活躍している。対人戦の強さがあり、カバーリングの上手さも備えるなどディフェンススキルが高く、攻撃を加速させる精度抜群のロングフィードも大きな武器。最終ラインで幅広いタスクをこなす、ワールドクラスの守備職人だ。
ワールドカップ、EUROともに2大会ずつ出場しており、数々の曲者ストライカーと対峙してきた。その貴重な経験、そしてチームを束ねるキャプテンシーはここからの復活を目指すアッズーリにとって今後も必要被可決となる。今年で33歳となったが、代表チームでの旅はまだまだ終わらないだろう。
【写真:Getty Images】
ジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)
生年月日:1984年8月14日(36歳)
イタリア代表成績:103試合出場/8得点4アシスト
数々の舞台でディフェンススキルを磨いてきた百戦錬磨の闘将だ。身長187cm・体重84kgという体躯を活かした粘り強くハードな守備に定評があり、空中戦でも地上戦でも簡単に負けることがない。それに加えクレバーな守備対応も光るなど、まさにセンターバックのお手本のような存在と言えるだろう。
今年で36歳となり、さすがに肉体的な衰えを隠しきれなくなってきた。しかし、イタリア代表ではそれでも主力として活躍しているのが事実で、選手本人も「EUROでプレー出来たら嬉しい」とピッチに立ち続ける意思は強い。能力に関しては疑いの余地がないため、今後はどれだけ万全な状態を維持できるかが重要となる。
【写真:Getty Images】
エメルソン・パルミエリ(チェルシー/イングランド)
生年月日:1994年8月3日(26歳)
イタリア代表成績:7試合出場/0得点2アシスト
生まれはブラジルだが、母型がイタリア系ということもあって2017年にイタリア国籍を取得している。アッズーリデビューは2018年9月に果たしており、以降も継続的に招集。EURO予選では5試合の出場で2アシストを記録しているなど、まずまずのパフォーマンスを披露していた。
しかし、左サイドバックの地位は絶対的ではない。事実、26歳のレフティーは先月27日に発表された最新メンバーから漏れている。その他にはルカ・ペッレグリーニやレオナルド・スピナッツォーラ、クリスティアーノ・ビラーギといった選手がいるが、彼らもファーストチョイスでは不安。イタリア代表の左SBは人材難と言っていいかもしれない。