【写真:Getty Images】
フランス1部のマルセイユに加入した日本代表DF長友佑都は、2日に入団会見に臨んだ。移籍を決めた理由や新天地での意気込み、チームメートとなる酒井宏樹との関係などについてコメントしている。
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会見には長友のほかアンドレ・ビラス=ボアス監督とパブロ・ロンゴリアSD(スポーツディレクター)も出席。フランスメディアに対し、長友は通訳を介してイタリア語で受け答えを行った。
トルコのガラタサライを退団してフリーになっていた長友には、トルコの他クラブやイタリアのクラブなどからの関心も噂されていた。「いくつか僕のことを欲しがってくれたクラブはあったが、このチームでプレーするのは夢だった。代理人からオファーのことを聞くとすぐにここでプレーしたいと答えた。世界中が知っている素晴らしいクラブなのでここに来ることができて嬉しい」と長友は移籍の決断について語った。
「確かに来月(実際は今月)には34歳になるが、誰よりも走れる」と長友。「フィジカルの状態はいい。毎日トレーニングを積んできた」とコンディションへの自信を見せ、「プレッシャーは怖くない。インテルで7年間プレーしてきたし、日本代表でも100試合以上。世界中でプレーしてきた」と新たな挑戦にも恐れがないことを強調した。
長友はマルセイユでレギュラー左SBであるジョルダン・アマヴィのバックアップを務めることが見込まれる。ビラス=ボアス監督も「アマヴィは去年ファーストチョイスだった。今年も変わらない」と会見で序列を明言。だが長友は「アマヴィは素晴らしい選手」と賛辞を送りつつ、「試合はたくさんあるし、11人だけで戦うことはできない。チームを助けるためにここに来た」と自分の役割を果たす姿勢を示している。
日本代表でも長年チームメートとしてプレーしてきた酒井については、「宏樹とはすごく良い関係だし素晴らしい友人。代表でも8年か9年一緒にプレーしてきた。(加入前に)話をして、マルセイユについて素晴らしいチーム、素晴らしい環境だと聞いていた。食事も美味しいと。一緒にチームのために全力を尽くせると思う」とコメントしている。
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