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【写真:Getty Images】
セルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ)
生年月日:1988年7月16日(31歳)
スペイン代表成績:116試合出場/2得点8アシスト
欠かせない中心的存在としてスペイン代表やバルセロナの黄金期を支えてきた世界屈指のMFだ。攻守のバランスを整える能力が極めて高く、冷静なパス捌きと相手を剥がす抜群のボールコントロール力を武器に“目立たずとも”中盤で違いを作り出すことができる。まさにチームの「心臓」と呼べるだろう。
ここ最近はロドリの台頭もあって代表でのアンカーの地位が「絶対的」と言えなくなってきたが、31歳のベテランMFにしか出せない味があることもまた事実。そして何より、数多くの大舞台に立ってきたその経験値と類稀なるサッカーセンスは、若手選手にとって格好のお手本となることは間違いない。
【写真:Getty Images】
ファビアン・ルイス(ナポリ/イタリア)
生年月日:1996年4月3日(23歳)
スペイン代表成績:6試合出場/1得点2アシスト
スペイン代表のこれからを担っていくであろう24歳のレフティーだ。所属するナポリでも主力として活躍中であり、2019年に行われたU-21 EUROでは大会MVPに輝くなど世界にその実力を大きく証明。評価を着実に伸ばしており、レアル・マドリードをはじめ多くのビッグクラブから熱視線を浴びている。
身長189cmと大柄でフィジカルの強さを兼ね備えており、豊富な運動量を活かしたハードワークも決して怠らない。それに加えパスセンス、ボールキープ力、インテリジェンスも持っているなど、MFとして非常に穴の少ない選手である。恐ろしいのが、これでまだ24歳ということ。まだまだ伸びていくだろう。
【写真:Getty Images】
サウール・ニゲス(アトレティコ・マドリード)
生年月日:1994年11月21日(26歳)
スペイン代表成績:19試合出場/3得点2アシスト
アトレティコ・マドリードの下部組織で育ち、トップチームで経験を積んで世界屈指のMFへと成長を遂げた。優れたパスセンスとスペイン人らしいテクニックの高さを兼ね備えており、組み立てから崩し、そしてフィニッシュまでありとあらゆる場面で重要なタスクを果たすことができる、非常に貴重なプレーヤーだ。
それに加え豊富な運動量を活かしたハードワークにも定評があるなど、90分間でこなす仕事量は計り知れないものがある。クラブ側の判断で8月20日に発表された最新メンバーにこそ名を連ねなかったものの、今後に戻ってくれば再び主力として奮闘するだろう。これからのスペイン代表に必要な選手であることは確かだ。